過去の記録第一弾(06夏合宿)
28期のもんじです。
最近就職活動などで全然山に行けてないので、過去の山行の紹介をしていくことにします。
記念すべき第一弾は…
夏合宿06です。
コースは「ヒエ平〜常念岳〜大天井岳〜東鎌尾根〜槍ヶ岳〜槍沢〜上高地」だったと記憶しています。
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夏合宿山行記
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<8月2・3日>
夜の10時半に家を出発し、集合場所である新宿駅に向かう。駅のホームには先輩・OBの方が差し入れを持って見送りに来てくれた。ムーンライト信州に乗り込み、長野県へと向かう。夜行列車だったが、あまり眠れずに豊科駅に着く。豊科からはタクシーで移動する。
ヒエ平から常念小屋まではひたすらのぼりだった。一ノ沢沿いに登って行く。最初は傾斜もゆるかったが、次第にきつくなっていった。標高2000mを超えるあたりから雪渓が見られたが、太陽に照らされてとても暑かった。今思えば、1日目のこののぼりが今回の合宿の全行程の中で、一番精神的にきつかった。
常念小屋に着くと、まずテントを張った。そこに荷物を置き、サブザックを背負って常念岳頂上を目指す。
↑8合目あたりで雷鳥の親子に遭遇!
テントに戻ると、すぐに夕食の準備をはじめる。夕食の食事担当は僕だった。トン汁の方はうまく出来上がったが、ご飯の方はとても焦げ臭くなってしまった。明日に備えて、夕食の片づけが終わるとすぐに就寝。
<8月4日>
3時起床。山の朝は早い。朝食のメニューは麻婆春雨だった。食事が終わる頃から、東の空が明るくなりはじめる。
4時半ごろ、常念小屋を出発し、大天井岳を目指す。
↑大天井へと続く道。
しばらく尾根沿いの道を進み、大天井岳に到着。晴れていたため、とても眺めがよかった。山頂から少し下った大天井ヒュッテで昼食を取る。僕はカレーライスを注文した。やっぱり山小屋のご飯はおいしかった。自分でもあれくらい上手にご飯が炊けるようになりたいと思った。
昼食後、今日の目的地である西岳へと出発。晴れていて眺めがよいのはいいのだが、その分直射日光が当たってとても暑かった。しかも、日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、日焼けして腕がヒリヒリした。暑さを乗り越え、ヒュッテ西岳に到着、テントを張る。
4時になり、生まれて初めて天図をとる。アナウンサーが一度しか読み上げないので、書き取るのがかなり大変だったが、何とか書き上げることができた。僕が天図を取っている間に、夕食が完成していた。メニューは麻婆豆腐だった。明日も朝が早いので、夕食を食べ終わると、すぐに就寝。
<8月5日>
今日も3時起床だった。日の出と同時に、槍ヶ岳を目指して出発。といっても最初は下りばっかりだった。
東鎌尾根を通り、槍ヶ岳へと向かう。この道が結構険しく、急なのぼりやくだりの連続だった。はしごや鎖や階段が何か所もあった。
東鎌尾根を抜け、ヒュッテ大槍にて小休止。槍ヶ岳はもう目の前。ヒュッテ大槍を出発し、槍ヶ岳山荘に到着。そこには人がいっぱいいた。山荘に荷物を置き、槍ヶ岳の山頂を目指す。山頂は狭く、記念写真をとるのがやっとだった。
↑槍ヶ岳。やっぱりとがってる。
この先ははひたすら下り。というわけで以下省略…っていうか眠くなっちゃった。おやすみなさい。