夏合宿白馬岳
こんにちは、33期のあらたです。雷鳥3年目ですが初めてのブログ更新です。
今年の夏合宿は
の4本立てのようで、私は白馬岳の合宿に参加してきました。
行きは去年も使った夜行列車、ムーンライト信州です。終点の白馬駅まで乗車。そこからバスで、登山口のある猿倉荘まで移動します。
猿倉荘からは大雪渓を登るルートと白馬鑓温泉方面へ向かうルートがありますが、今回は白馬鑓温泉へ向かいました。
木々の間を抜け、お花畑を歩き、雪渓を登ると、1日目の目的地、白馬鑓温泉です。
温泉には露天風呂(基本的に男性用)と内湯(基本的に女性用)がありましたが、露天風呂の方は割と外から丸見えでした。いいのかそれで!?
2日目は白馬鑓温泉から稜線へ上がり、白馬鑓ヶ岳と杓子岳を経由して白馬岳頂上宿舎へ向かいます。鑓温泉を出てしばらくは岩場、鎖場の連続。しかし時々足を止めると、近くのピークや遠くの稜線が見えます。南の方には八方尾根も見えました。
岩場が終わると、高山植物の中をひたすら登ります。その途中ですれ違う人が、口を揃えて「稜線上は風が強い」と話していました。我々も体温を奪われないように長袖を着込みます。
そして稜線に出ると、なるほど風が強い!ぼうっとしていたら足を持っていかれます。しかし眺めはさすがアルプスの稜線といったところで、西南には立山連峰、南側の遠くには槍ヶ岳のシルエットも見えました。
白馬鑓ヶ岳に登ると、これから向かう杓子岳、明日登る白馬岳の姿が飛び込んできました。まあ体力的・モチベーション的な判断で杓子岳は巻くことにしたのですが。
その後は稜線上の登り・下りを繰り返して、白馬岳頂上宿舎に到着しました。テント場も風が強くて、テントが飛ばされないようにするので一苦労でした。
翌朝は相変わらずの風、そしてガスの中で、テントを撤収するのはやはり一苦労でした。そして昨日のような展望はなく…。
白馬岳頂上には「晴れればこういう山が見えるよ」みたいなプレートがおいてありましたが、生憎360度のガスです。残念。
白馬岳のピークを踏んだので後は下るだけです。途中三国境(富山・新潟・長野の県境)を経由して、新潟県の蓮華温泉へ下ります。
途中、白馬大池の手前の雷鳥坂で、ライチョウを1羽見かけました。
このサークルの名前になっているとはいえライチョウを生で見るのが初めての人も多く、会えて良かったと思います。個人的に欲を言えば、もう何羽か見たかったのと、もっと間近から見たかったところですが。
計画ではこの日の行程は白馬大池まででしたが、途中一部のコースをカットしていたこともあって、この日のうちに蓮華温泉まで行って下山してしまうことになりました。
白馬大池から蓮華温泉までは樹林帯の中を下る感じで、基本的にそれほど眺めは良くないのですが、途中に一箇所「天狗ノ庭」と呼ばれる場所があって、そこから雪倉岳方面がよく見えました。(山の上の方は雲に覆われていましたが。)
蓮華温泉に到着すれば、あとは温泉に入って下山するだけです。甘くてみずみずしいスイカが300円で売られたので、温泉に入った後頂きました。
下山後は、大糸線のJR西区間が不通でバス代行になってたり中央本線のトラブルで電車が遅延したりいろいろありましたが、無事に東京に帰れました。でもやっぱり糸魚川に出て特急・新幹線で帰京した方が早くて快適でしょうね。
CL、メンバー、在京の皆さん、ありがとう&お疲れさまでした。